ヒップホップダンスの基本ステップとは?習得することで得られるメリットも紹介
こんにちは!福岡北九州の初心者専用ダンススクールブライトです。
ヒップホップダンスに興味を持ち、「自分もあんな風にかっこよく踊ってみたい」と思ったとき、多くの人が目にするのが「基本ステップ」という言葉です。ランニングマン、クラブステップ…名前は聞いたことがあるけれど、一体何なのでしょうか。
難しそうな「技」の名前のように聞こえるかもしれませんが、実はこれらはヒップホップダンスを楽しむための「共通言語」のようなもの。
この記事では、「基本ステップとは何か?」という疑問に焦点を当て、ダンス未経験の方がステップを知ることで、ヒップホップダンスがもっと楽しくなる理由をやさしく解説します。
ヒップホップダンスの「基本ステップ」とは?
ヒップホップダンスは「自由な表現」が魅力のダンスですが、その自由な表現の中にも、長い歴史の中で「かっこいい動き」として確立されてきた、いくつかの型(パターン)が存在します。それこそが「基本ステップ」です。
自由に踊るための「土台」
基本ステップは、スポーツでいうところの「フォーム」や、料理でいうところの「レシピ」に似ています。
何も知らない状態から自由に踊るのは難しいものですが、まずはこの「基本ステップ」という土台を学ぶことで、どう身体を動かせば音楽に「乗れる」のか、どうすれば「ヒップホップらしく」見えるのかが自然とわかってきます。ステップは、自由な表現にたどり着くための、一番の近道なのです。
歴史が生んだ「共通言語」
ヒップホップダンスは、多くのダンサーたちが即興で踊り合い、技を見せ合いながら発展してきました。その中で生まれた「かっこいい動き」に名前が付き、世代を超えて受け継がれてきたのが基本ステップです。
これを知っていると、アーティストの振り付けを見たときに「あ、今の動きはあのステップだ」と気づくことができたり、スクールで先生が「次は〇〇をやってみましょう」と言ったときに、すぐにイメージが湧いたりします。世界中のダンサーとつながる「共通言語」とも言えます。
すべては「ノリ」から始まる!ステップの前に知りたいこと
具体的なステップの名前を知る前に、ヒップホップダンスで最も重要とされる感覚、「ノリ(グルーヴ)」について知っておきましょう。これがなければ、ステップはただの「動作」になってしまいます。
音楽を身体で感じる「ダウン」
ヒップホップミュージックを聴いていると、自然と頭や身体でリズムを刻みたくなります。その時、多くの人が無意識に行っているのが、膝を軽く曲げてビートに合わせて沈む「ダウン」のリズムです。
これは、重力に身を任せるような、リラックスした心地よい動きです。この「ダウン」の感覚こそが、ヒップホップダンスの基本中の基本となります。
身体が弾むような「アップ」
「ダウン」とは逆に、ビートに合わせて身体を上に引き上げる(弾ませる)のが「アップ」のリズムです。軽快な曲や、気分を高揚させたいときに使われます。
これらの「ダウン」や「アップ」といった基本的なリズムの取り方(ノリ)をベースにして、手や足の動きを加えたものが「ステップ」になっていきます。
代表的な基本ステップにはどんなものがある?
ここでは、ヒップホップダンスの振り付けでよく使われる、代表的な基本ステップの名前と、その雰囲気をいくつかご紹介します。ステップの「やり方」ではなく、「どんな動きか」を知ることで、ダンスを見る目も変わってくるはずです。
リズムを刻む代表的なステップ
これらは、その場、あるいは前後に動きながらリズムを刻む、ヒップホップの顔とも言えるステップです。
ランニングマン
その名の通り、まるでその場で走っているかのように見えるステップです。足をリズミカルに上げ下げする、非常に有名でダイナミックな動きです。
ポップコーン
名前の通り、ポップコーンが弾けるように、軽く跳ねながら身体をツイスト(ひねる)するような軽快なステップです。
トゥーループ
片足を上げ、身体を少し後ろに反らせるような姿勢でリズムを取る、ゆったりとした雰囲気も出せるステップです。
足さばきが特徴的なステップ
足の動きが特徴的で、見ている人を楽しませるステップです。
クラブステップ
カニ(Crab)のように、足を横に開いたり閉じたりしながら移動するステップです。足の器用な動きが目を引きます。
「むーちゃんねる【DANCE TV】」YouTubeチャンネルより引用
ボックスステップ
足で四角形(ボックス)を描くようにステップを踏む動きです。落ち着いたリズムでも使われる、基本的なステップの一つです。
サイドステップ
最もシンプルで分かりやすく、左右に移動するステップです。リズムの取り方や手の付け方で、様々な表情を見せます。
ステップの名前と雰囲気(図解)
ここでは、今紹介したステップのイメージを簡単な表にまとめます。
| ステップの名前 | どんな雰囲気の動き? |
| ランニングマン | その場でダイナミックに走っているような動き |
| クラブステップ | 足を開閉させながらカニのように横に移動する動き |
| ポップコーン | 軽く跳ねながら身体をひねる、弾けるような動き |
| ボックスステップ | 四角を描くように、落ち着いてステップを踏む動き |
| トゥループ | 片足を上げ、ゆったりとリズムに乗るような動き |
基本ステップを学ぶと何が変わる?
ダンス未経験の方が基本ステップを学ぶことには、ただ「踊れるようになる」以上のメリットがあります。
音楽の聴き方が変わる
今までは何気なく聴いていたヒップホップミュージックも、ステップを知ることで、「このビートはランニングマンが合いそう」「この曲でクラブステップを踏んだら気持ちよさそう」と、身体が自然と反応するようになります。音楽を「聴く」だけでなく、「感じる」ものへと変えてくれます。
振付を覚えるのが早くなる
ダンススクールで新しい振り付けを習うとき、それは多くの場合、基本ステップの「組み合わせ」でできています。
一つ一つのステップを学んでおけば、先生が「ここはランニングマンからクラブステップに入って…」と説明しただけで動きがイメージできます。パズルのピースを知っている状態なので、振付という「完成形」を覚えるスピードが格段に速くなります。
自分らしい「かっこよさ」の近道になる
基本ステップは「型」ですが、それに縛られる必要はありません。基本を学んだ上で、あえてリズムをずらしたり、手の動きを変えたりすることで、自分だけの「スタイル」が生まれます。基本という共通ルールを知っているからこそ、「自分らしさ」という応用が効くようになるのです。
ダンス未経験者が楽しむためのステップ習得のコツ
これから基本ステップを学んでみたいという方が、挫折せず、楽しみながら続けるための簡単なコツをご紹介します。
「完璧」より「楽しい」を優先する
最初は先生の動きと違っていても全く問題ありません。大切なのは、ステップの形を完璧にコピーすることよりも、音楽に合わせて身体を動かす「楽しさ」や「心地よさ」を感じることです。楽しければ、自然と身体は動くようになります。
鏡の中の自分と戦わない
ダンススタジオには大きな鏡がありますが、慣れないうちは鏡ばかり見ていると、「うまくできていない」部分ばかりが気になってしまいます。
まずは鏡を見ずに、先生の動きを目で追いかけ、音楽を耳で聴き、自分の身体がどう動いているかという「感覚」を大切にしてみてください。
一緒に学ぶ仲間を見つける
一人で練習するよりも、スクールなどで「初心者向け」のクラスに入り、同じスタートラインの仲間と学ぶのが一番の上達の近道です。
「今の動き、どうやるの?」と教え合ったり、少しできるようになったことを見せ合ったりする時間は、ダンスの楽しさを何倍にもしてくれます。
まとめ
ヒップホップダンスの「基本ステップ」とは、ダンスをかっこよく、そして自由に楽しむための「土台」であり「共通言語」です。
ステップの名前や雰囲気を知るだけでも、音楽の聴き方が変わり、アーティストのダンスを見る目が養われます。そして何より、自分も踊ってみたいというワクワク感が生まれるはずです。
難しそうだと構えずに、まずは音楽に乗って身体を揺らす「ノリ」から。その延長線上にある基本ステップの世界に、ぜひ気軽に触れてみてください。