SNSで注目されるダンス動画を撮影しよう
「鏡の前で練習していた時は上手く踊れていたはずなのに、動画で見返すと何だかイマイチ…」
ダンス初心者の皆さんは、せっかく撮影した自分のダンス動画を見て、このように落ち込んでしまった経験はありませんか?
家で一人、三脚を立てて撮影してみたものの、画面の中の自分は小さく、部屋の生活感も丸出し…これではSNSにアップする勇気も出ませんよね。
実は、動画がパッとしない原因は、あなたがダンス初心者だからというだけではなく、撮影環境とスマホのちょっとした設定にもあるのです。
実はプロのダンサーやインフルエンサーも、ただ適当にその辺で踊っているだけではありません。
彼らは自分が一番よく見える角度や光を知り尽くしています。
この記事では、誰でもすぐに実践できるダンス動画撮影のコツと、一人でもプロっぽく撮れるテクニックを、初心者の方にも寄り添うレッスンを行っている当スクールの視点から解説します。
ダンス動画撮影では、アングルと光を味方につける!

カメラを設置するアングル(角度)と光が入る方向を意識することで、ダンス動画の見栄えは劇的に変わります。
多くの初心者の皆さんは、なんとなく棚の上などにスマホを置いて撮影してしまいがちですが、これではダンスの迫力が伝わりません。
ここでは、一人で自撮りをする際に意識すべき位置調整について解説します。
足を長く見せてスタイルアップするなら?ローアングルから撮影
ダンス動画をかっこよく見せるためには、スマートフォンを床に近くて低い位置に設置しましょう。
100円ショップなどで売っているミニ三脚を使い、床から少し上向きの角度でスマホを固定します。
もし三脚がない場合は、本などを積み重ねてスマホを立てかけるだけでも構いません。
こうすることで、レンズの視覚効果により被写体の足が長く映り、頭が小さく見えます。
特にK-POPやアイドルのダンスは、全身のシルエットが重要になるため、ローアングルは必須のテクニックです。
逆光を避けて撮影することで、画質と顔色を良くしよう
ダンス動画を鮮明に撮影するためには、必ず逆光を避けて順光(被写体の正面から光が当たっている状態)を選んで立ち位置を決めてください。
昼間に部屋で撮影する場合、窓を背にして逆光になってしまっては、あなたの顔や体が真っ暗に映ってしまいます。
必ず窓(光源)に向かって立つようにカメラと自分の位置を調整しましょう。
これだけで、肌のトーンが明るくなり、画質も見違えるほど良くなります。
夜間の場合は、部屋の照明が自分の顔の正面に来るように位置を調整するか、安価なリングライトを導入するのもおすすめです。

| 光の向き | 写り方の特徴 | おすすめのシーン |
| 順光(正面からの光) ※基本はコレでOK! | ・顔や体が明るく鮮明に映る ・肌の色つやが良く見える ・表情がはっきり伝わる | ・ダンスの練習動画 ・振付チェック ・明るいアイドルのカバー |
| サイド光(横からの光) | ・顔の半分に影ができる ・鼻筋などが強調され立体的になる ・クールで鋭い印象になる | ・ガルクラ(ガールクラッシュ)系 ・かっこいいヒップホップ ・大人っぽい曲のカバー |
| 逆光(後ろからの光) ※練習用には不向き | ・顔や体が暗くなる ・輪郭だけが光る(シルエット) ・幻想的な雰囲気が出る | ・雰囲気重視のMV風動画 ・曲のラストの決めポーズ |
参考動画
スマホだけで簡単!ダンス動画づくり✨撮影・編集・TikTok/ショート/リールの投稿方法を解説|Wondershare Filmora
チャンネル名:Wondershare Filmora 動画編集
音と背景がカギ!SNSで映える動画にするための準備とスマホ設定

ダンスそのものは上手くても、映像としてのクオリティを下げる原因は音質と部屋の中にある余計な物の映り込みにあります。
ここでは、少しの工夫で脱素人感にするための具体的な準備を紹介します。
音楽は、別の端末で流すとストレスなく撮影できる
ダンス動画撮影の悩みあるあるが、音楽をどう流すかという問題です。
撮影用のスマホ1台で音楽再生と録画を同時に行うと、音が小さくなったり、途中で止まってしまったりすることがあります。
クオリティを上げるなら、古いスマホやタブレット、スピーカーなどの音楽を流す専用の機械を別途用意するのがベストです。
撮影するスマホは録画に専念させることで、高画質かつクリアな音源に合わせて気持ちよくダンスを踊ることができます。
「端末が1台しかない!」という方もご心配なく。
TikTokやInstagramのアプリ内にある撮影機能を使いましょう。
アプリ内で楽曲を選択して撮影すれば、音質もクリアなまま、リズムに合わせて撮影ができますよ。
グリッド線を活用!余計な映り込みを防ぎ構図を決める
バランスの良いダンス動画を撮影するために、カメラの画面上にグリッド線(格子状の線)を表示させましょう。
一人で撮影する場合、踊っているうちにフレームアウトしがちです。
グリッド線を目安にして、自分が画面の中央に収まる立ち位置にテープなどで印をつけておくと、撮り直しを防ぐことができます。
動きを滑らかに見せる魔法の設定60fps
カメラのフレームレートを60fpsに変更することで、ダンスがプロのように滑らかに見えます。
通常の設定(30fps)では、素早い動きをすると映像がボケて残像が残ってしまいますが、60fpsにすると滑らかに動きを捉えることができます。
iPhoneやAndroidの設定画面から簡単に変更できるので、撮影前に必ずチェックしましょう。
これだけでぐんと画質が良い動画になりますよ!
ポイント→機種やOSのバージョンによって設定手順が異なりますが、多くの場合、「設定」アプリ内の「カメラ」や「ビデオ」の項目から変更できます。
背景を綺麗にして、生活感を消そう
どれだけダンスがかっこよくても、背景に脱ぎ捨てた服や乱雑な荷物が映っていると、動画の魅力は半減してしまいますよね。
撮影をする際は、なるべくシンプルな壁を背景に選び、後ろに物が映らない様にしましょう。
もしスペースが確保できない場合は、映り込む範囲だけでも荷物を移動させたり、白い布で隠したりすると良いですよ。
背景をスッキリさせるだけで、観る側の視線があなたのダンスだけに集中しますし、プロっぽい映像になります。
さらにクオリティUP!服装やメイクと編集のひと手間

撮影環境が整ったら、次は被写体であるあなた自身と動画編集の仕上げに少しこだわりましょう。
ここを意識するだけで、動画の完成度がグッと上がります。
ダンスのジャンルに合わせた服装と、濃いめのメイク
動画では、肉眼で見るよりも表情や服装のディテールがぼやけがちです。
そのため、普段よりも少しシルエットがはっきりした服装を選ぶのがおすすめです。
例えば、K-POPなら体のラインが見えるトップスに太めのパンツ、といったメリハリをつけると動きが大きく見えます。
また、メイクも普段より少し濃いめにすることで、遠目からでも表情がいきいきと伝わるようになります。
参考動画はこちら
【韓国コスメ縛り】小田切ヒロ直伝!aespaカリナちゃん風・韓国アイドルメイクのご紹介よ〜�
チャンネル名:HIRO BEAUTY CHANNEL
自撮りの必須スキル!動画の最初と最後をトリミングする
一人で撮影する場合、どうしても録画ボタンを押して立ち位置に戻るまでの移動と踊り終わってカメラを止めに行く動作が映ってしまいます。
この部分が残っていると、どうしても素人感が出てしまいます。
撮影後は、スマホの写真アプリにある編集機能や、無料の動画編集アプリ(CapCutなど)を使って、最初と最後の不要な部分をカットしましょう。
曲の始まりと同時に動き出し、決めポーズでパッと終わるように編集するだけで、動画のテンポが良くなり、プロっぽい動画になります。
撮影テクニックと編集でかなり見違ますが、もし「なんだかやっぱり満足な仕上がりにならない…」という場合は、思い切って環境を変えてみるのが一番の近道です。
ダンス動画のクオリティを底上げする近道はズバリ、練習環境!

ここまで撮影のコツをお伝えしましたが、やはり家での撮影にはどうしても限界があります。
「大きな鏡がないから表情が確認できない…」
「下の階への足音が気になって思い切り踊って練習できない…」
そんな悩みを解決し、最高のダンス動画を撮る方法は、ダンススクールでプロにアドバイスをもらうことです。
当ダンススクールでも、以下の様なメリットがありますよ。
- 騒音を気にせず踊れる環境:防音設備が整っているため、足音や音楽のボリュームを気にせず、ダイナミックな動きやジャンプも思いのままです。
- 自分の姿を確認できる大きな鏡:壁一面の鏡で自分のフォームや表情を確認しながら練習できるため、上達のスピードが格段に上がります。
- プロによるポージング指導:インストラクターが、動画でより美しく見える角度や、指先の表現までていねいに指導します。
「家ではなかなか上手く撮れない…!」と悩んでいるなら、一度体験レッスンに来てみませんか?
広々とした空間で、思いっきり踊る楽しさをぜひ体験してください!
ダンス動画撮影でもう失敗しない!最後に注目する2つのポイント

最後に、撮影の失敗を防ぐためのプラスアルファのポイントを2つ紹介します。
① フォーカスロック機能を使ってピントが外れるのを防ぐ
ダンサーが激しく前後左右に動くと、カメラのピントが背景に合ってしまうことがあります。
これを防ぐために、AE/AFロック(露出とピントの固定)機能を使いましょう。
あなたの立ち位置にぬいぐるみを置くか、自分の手をかざして長押しし、ピントを固定してから撮影を開始すると、最後までピンボケせずに撮影できます。
② 撮影の幅を広げるために広角レンズを使用する
「部屋が狭くて全身が入らない…!」という場合は、広角レンズを使用してみてください。
最近のスマホには標準搭載されていることも多いですが(0.5xモードなど)、外付けのレンズを使うことでも解決できます。
狭い場所でもダンサーの全身を画角に収めることができるため、場所を選ばずに撮影を楽しめますよ!
カメラも揃えてもっと本格的に撮りたい方はこちらもチェック
【機材紹介】1人でも綺麗に高画質な踊ってみたを撮影/編集する方法
チャンネル名:ぶっきー
ダンス動画撮影のコツを押さえて、あなたのダンスライフをもっと楽しみましょう

今回は、ダンス初心者の方が一人でも実践できるダンス動画撮影のコツについて解説しました。
ダンス動画の撮影は、最初は準備が大変に感じるかもしれませんが、きれいな動画が撮れた時の喜びはひとしおです。
自分の成長記録として見返すのも楽しいですし、SNSで反応がもらえるとモチベーションも上がりますよね。
ぜひ、これらのテクニックを今日から試して、あなただけの素敵なダンス動画を残してください。
そして、もし「もっと広い場所で踊りたい!」「プロのアドバイスが欲しい!」と思ったら、体験レッスンを受け付けていますので、いつでも私たちのスタジオに遊びに来てください。